Translate

2013年3月17日日曜日

WiXでODBCのデータソースを登録する

 ODBCを使用するアプリケーションをインストールするとODBCのデータソース(DSN)をPCに1台ずつ登録していく必要があります。社内のコンピュータであればグループポリシーなどを使って登録することも可能なのですが、社外のPCとなるとそういうわけにもいきません。
 そこでWiXを使ってODBCのデータソースを登録する方法について説明します。

■ソース

 次の例では、システムデータソースにSQL NativeClientのドライバを使って、”datasource_name”という名前データソースを登録します。接続するサーバおよびデータベースなどは次のようになります。
サーバ: primary_server
データベース: database_name
ミラー: secondary_server
<Component Id="component_id">
    <ODBCDataSource Id="odbc_id" Name="datasource_name" Registration="machine" DriverName="SQL Native Client">
        <Property Id="Server" Value="primary_server" />
        <Property Id="Database" Value="database_name" />
        <Property Id="Failover_Partner" Value="secondary_server" />
        <Property Id="Trusted_Connection" Value="yes" />
</ODBCDataSource>

■参考文献

SQL Server の設定一覧です。
SQL Server Native Client での接続文字列キーワードの使用